習慣づけること

マネジメント部門での仕事が長いので
業務構築やその実施についてのフロー、マニュアル化などの仕事なども
様々な業種において諸々手がけてきている。

専門性の高いものもたまにあるが
そのほとんどは、特にスキルは必要としない
いたってシンプルなものがほとんどである。

しかし、この単純至極な作業、工程を徹底させるのに
物凄い労力を必要とするのが不思議だ。
（あれやった？これやった？とまるで昔のドラマの小姑のようだw）

朝、今日の仕事の段取りを考えながら
メールのチェックを行うという、ただそれだけを身につけさせるだけでも一仕事だったりする。

出勤後、自分のお茶を入れるのに
給湯室を軽く掃除し、雑巾を持って席に行き
ざーっと掃除して…とひとつの流れで作業をこなせば
整理整頓はわざわざの「仕事」にはならない。

休憩のついでに周辺のゴミ箱ひとつに集めてポイッと片付ければ
気持ちの切り替えと同時にみんな気持ちよく仕事できる環境づくりに役立ったりもする。

報告書を書くのも、何も忙しい作業の途中に無理くり入れる必要はない。
朝か昼休み後、帰社前の片付けのときなどに（提出時間に合わせることは必要だが）
タイミングよくやれば、大した作業ではない。

総務への書類提出も、もらったときにすぐやってしまえば
溜めて溜めて、忙しいときにせっつかれることはない。

さっさと終わることは一時集中ですぐに片付け
「ついで」でできることは、目についたらやってしまう。
集中力が必要な時間はある程度の時間をまとめてとってこなす。
これが習慣づけられて、頭で熟慮するまでもなく
自然と体が動くようになれば
仕事はスピードアップし、余力でチェック時間もできるので精度も向上する。

習慣づける＝「継続力」とも言える。
一時だけでなく、日々続けることが必要なのは言うまでもない。